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イタリアの交通事情

イタリアは古くから地中海域の交通の要衝として栄え、古代ローマの頃には歴代執政官によって街道が整備された。アッピア街道のように史跡として残っているのみならず『執政官街道』と呼ばれ、現在も使用されている。ローマ帝国時代には、「全ての道はローマに通ず」とさえ言われた。
その後のムッソリーニ時代よりアウトストラーダと呼ばれる有料高速道路網が整備されはじめたほか、フィアット社のバックアップもあり高速道路網が全土に敷き詰められている。主要都市と周辺の街を結ぶ中距離バスと、大都市間を結ぶ長距離バスが整備されており、鉄道が通っていない地方への交通手段として利用されている。

鉄道は、トレニタリアと呼ばれる旧国営鉄道が全土を網羅し、ローマ‐フィレンツェ間の高速新線(ディレティッシマ)を中心にユーロスター・イタリアと呼ばれる高速列車も多数運転されている。スイスやドイツと結ぶ国際特急も運行されている。旧国鉄以外ではチルクムヴェスヴィアーナ鉄道やスッド・エスト鉄道などがある。
また、ローマ、ミラノ、ナポリなどの主要都市には地下鉄が整備され、一部の都市では路面電車(トラム)やケーブルカーが走っており、市民の足となっている。

ローマ帝国時代前から地中海海域の海運の要所として重要な地であったこともあり、海運が古くから盛んであった。現在も地中海クルーズの拠点とされることも多く、有名な港としてはナポリやヴェネツィア、ジェノヴァ、ブリンディジなどがある。