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イタリアの歴史をつまみ食い

紀元前8世紀に、ローマにローマ王国が誕生。その後、幾多の戦争を繰り返したローマは共和国となり、周りの国々を併合していく。
ローマは、戦争を繰り返しながら自国のコロニーを拡大し、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が登場した紀元前50年頃には、すでに西はスペイン、北はドイツ、南はアフリカのサハラ以北、東はシリアにまで達する大帝国となっていた。

その後ローマ帝国はゲルマン人の侵入などによって徐々に国力を落とし、西と東に分裂。分裂後1000年以上も続く東ローマ帝国は、別名をビザンチン帝国といいイスラム、スラブ、ギリシャの影響を大きく受けていく。他方、西ローマ帝国はさらに分裂し、フランク王国を経て、今のフランス、ドイツ、イタリアの元となった。

イタリアは徐々に国力を衰えさせていくが、その中で唯一威光を放っていたのがキリスト教会であった。現在でもローマはバチカンにその総本山を置くカトリック・キリスト教会は、その後も脈々とヨーロッパの文化的中心であり、政治的威力を発揮し続け続けた。

やがて十字軍などの遠征により、その通過点となったイタリアは商業的成功を収めるに至る。15世紀には有名なフィレンツェのメディチ家が中心となり、ルネサンスとして知られる文化の一大繁栄をもたらした。

文化的、商業的には繁栄を誇ったイタリアだが、政治の面での混乱は続き小国分立の状態が続く。そこへブルボン王朝で力をつけたフランス、大海軍を誇ったスペイン、革命を終えたフランスのナポレオン軍の侵攻と、イタリアの歴史は混迷を極めた。

19世紀後半、ようやく統一を果たし立憲君主制のイタリア王国となるものの、第一次世界大戦、ムッソリーニ率いるファシスト党の台頭、続く第二次世界大戦と受難の時代は続く。

大戦終結後に行なわれた共和制移行を問う国民投票の結果を受け、1946年にイタリア王国の国王ウンベルト2世が退位し、サヴォイア家による王政が廃止され、イタリア共和国となった。
1948年、初代大統領にエンリコ・デ・ニコラが就任。
その後の冷戦では、社会主義勢力の影響を受けながらも西側諸国の1国として東側諸国と対峙した。現在、イタリアは主要国首脳会議の参加国であり、政治や経済だけでなく、文化的な側面においても世界的に重要な位置を占めている。