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8.エミリア=ロマーニャ州の魅力とは

エミリア=ロマーニャ州の特色

北部の諸州を半島の付け根でせき止めるように東西に横たわる。州内のエミリア街道以南の高地はトスカーナへと続くアペニン山脈の一角、東部はアドリア海に接する。

歴史的には早いうちに自治都市を各地で形成し始めた。しかし、ロンバルディア同盟による団結も一部あったものの常に東西南北の外敵にさらされて、勢力として大きなまとまりになることは少なく、むしろボローニャを筆頭に古くから学問や芸術の分野などで重要な歴史の舞台となってきた。

ヴェルディやトスカニーニ、パバロッティなど偉大な音楽家を輩出した州であるとともに、イタリアでも特に食通の州として知られる。
ぶどう、桃などの果実やワイン、小麦の他畜産など農業が盛んで、パルマハムやボローニャハム、チーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)、ボローニャの手打ちパスタ、トルテッリーニやソーセージ、モデナのバルサミコ酢など多くの世界的ブランドを作り出す地域である。
工業、漁業も盛んで、一般的に「裕福な地域」というイメージがもたれる。

ボローニャを中心に交通の要衝として古くから発達したこの州には、ビザンティン帝国の古都で世界遺産のモザイクの街ラヴェンナや、ルネサンス文化の花咲いた世界遺産のフェッラーラ、芸術の街パルマ、レッジョ・ネッレミリア、リミニ、世界遺産の聖堂、塔、広場が美しいモデナ、陶器の街ファエンツァなどの文化的な街が多数ある。
小さな丘上の独立国サンマリノ共和国へはリミニが玄関口。

州都 ボローニャ

欧州一古い大学のある学芸都市。
レンガ色の街は、自治都市としては早い時期から栄え始め13世紀頃には世界でも屈指の大都市であった。世界最古の大学が創設されたことでも証明されるように、学問や芸術の面で果たした功績は大きい。
ローマとの関係が強く16世紀頃からは教皇国としての枠組みに縛られ政治的、経済的には華々しさを失うことになった。
その歴史背景から市内には多くの教会や聖堂、修道院が残り規模も大きい。又教皇派と皇帝派が競って立てたと言う塔も興味深い。
ポルティコとよばれる柱廊アーケード、ネプチューンの噴水やサン・ペトロニオ教会があるマッジョーレ広場、二つの斜塔、サント・ステファノ教会群など重厚な中世の街並みが今なお残る。

現在はイタリア国内の非常に重要な鉄道・自動車道のハブ地である。市内のフィエラ地区は展示区域として知られ、モーターショーや、美容化粧分野の国際的な展示会が開催されている。ボローニャとその都市圏には、機械、食品、電機の重要な工場、重要なリテールと卸売り貿易業といった部門を抱える。

11世紀創立の有名なボローニャ大学には10万人を超える学生がいる。

世界遺産

ラヴェンナの初期キリスト教建築物群
フェッラーラ:ルネッサンス期の市街とポー川デルタ地帯
モデナの大聖堂、トッレ・チヴィカとグランデ広場
サンマリノ歴史地区とティターノ山(サンマリノ共和国)