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5.トレンティーノ=アルト・アディジェ州の魅力とは

トレンティーノ=アルト・アディジェ州の特色

イタリア北東部に位置する特別自治州。オーストリアに隣接するほか、スイスとも国境を接している。
トレントを中心とする州南部のトレンティーノ地区と、ボルツァーノを中心とする南チロルとも呼ばれるアルト・アディジェ地区とに分かれている。

地理上、オーストリア(ハプスブルグ家)との関わりが強く、ナポレオン時代のイタリア王国併合を経てオーストリアへ戻され、最終的なイタリアへの統合は1918年である。
第一次世界大戦まではオーストリアに帰属していたため、現在もイタリア語よりドイツ語を主に使用する住民が多数派を占めているため、ドイツ語も公用語として認められている。

殆どが山岳地帯で3,000m級の高峰が連なる。
ウィンタースポーツや、夏の登山、ハイキングなどの目的で年間500万人以上が訪れるという。
ブレンナー峠を通じてオーストリアのインスブルックを結ぶ玄関口でもあり、交通の便も悪くない。

州都 トレント

ルターやカルヴァンによる宗教改革に対抗して、カトリック教会の勢力を強めるために1545年から1563年まで開かれたトレント公会議の開催地として知られるトレント。
現在のトレントは、商業、サービス業、観光、高品質の農業と食品製造業(ワイン、果物)、物流と交通、小規模だが有名なトレント大学のために研究と会議の中心地として繁栄している。
探検、山岳、冒険をテーマとした映画の祭典「トレント映画祭」の開催地となっている。

町はイタリア・ルネサンスとドイツ・ルネサンスの両方のユニークな雰囲気を持つ。
市中心部は小さく、ほとんどが中世後期とルネサンス期のものである建物が元々のパステル・カラーと木造バルコニーを用いて修繕されている。
中世の城壁の一部は、円形の塔とともに今もピアッツァ・フィエラで見られる。かつて、これらの城壁は町全体を円形に囲み、城壁はブオンコンシーリョ城へつながっていた。