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4.ロンバルディア州の魅力とは

ロンバルディア州の特色

イタリア北西部の州。北半分はスイスと国境を隔てる山がちな地域。

ロンバルディアの名前の由来は6世紀に北方からランゴバルド族が侵入しこの地に王国を建設したところへ遡る。
これを機にイタリア半島の小国への分断の時代を迎えることにもなったが、この地域のイタリア史への関わりは大きい。
12世紀には神聖ローマ帝国に対抗してロンバルディア同盟を結んで戦い、ミラノ公国の成立や、ナポレオン、オーストリアなどの支配を経てイタリア王国の一部となった。

ミラノの金融やファッション、デザイン、出版、コモの繊維、パダーナ平野の食品など機械産業に加えて、農業も盛んで、経済面でイタリアを牽引している。

州都ミラノをはじめ、もともと大きな力を持つ自治国家であり北イタリア・ルネサンスの中心ともなった世界遺産の町マントヴァ、ミッレ・ミリアというクラシックカーレースで有名なブレシャ、丘上の芸術都市ベルガモ、ストラディバリのヴァイオリンで名高いクレモナ、修道院が印象的で、大学都市としても名高いパヴィア、ダ・ヴィンチが設計した広場が美しいヴィジェヴァノ、小さいながらも「理想の町」と称される世界遺産のサッビオネータ、など州内には歴史と文化の香り高い街が点在している。

また、豊かな自然にも恵まれている。
北部に広がる広大な湖水地帯にはコモ湖やガルダ湖など絵画のような湖畔の風景が広がり、ガルダ湖畔には温泉もあるリゾート地シルミオーネ。
山間部では、世界遺産に登録された先史時代の線描岩絵が残るヴァル・カモニカ(カモニカ渓谷)や、世界遺産レーティッシュ鉄道ベルニナ線の始発地となるティラーノ。
世界遺産のサクリ・モンティの9ヵ所のうち2ヵ所も存在している。

州都 ミラノ

ローマに次ぐイタリア第2の都市ミラノは、商業、工業、金融の中心地。
ミラノ・コレクションなどで知られるように古くから服飾・繊維産業などファッション関連の産業が盛んな土地柄であるが、近年は航空産業や自動車産業、精密機器工業なども発達しておりイタリア最大級の経済地域を形成している。

観光地としても名高く、特にサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にあるレオナルド・ダ・ヴィンチのフレスコ画「最後の晩餐」は有名。
壮麗なドゥオモとミケランジェロ未完の作「ピエタ像」所蔵のスフォルツェスコ城、プレラ美術館、オペラの殿堂スカラ座とその付属博物館等歴史的な遺産を数多く見ることができる。
ファッションの中心はドゥオモ周辺のヴィットリオ・エマヌエーレ通り、モンテ・ナポレオーネ通り、スピガ通り等の洗練されたエリアの他、トレンディなブレラ界隈、ナヴィリオ(運河)周辺等が人気である。

世界遺産

ピエモンテとロンバルディアのサクリ・モンティ
ヴァル・カモニカの岩絵群
クレスピ・ダッダ
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院
マントヴァとサッビオネータ
レーティッシュ鉄道アルブラ線ベルニナ線と周辺の景観(イタリア・スイス共同登録)