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3.リグーリア州の魅力とは

リグーリア州の特色

イタリア北部の州。西部はフランス国境に位置し、南部は地中海に面する。平地が殆ど無く、アルプス山脈系とアペニン山脈系の山々が海岸近くまで迫り、イタリアンリヴィエラで知られる景観を作り出している。
ジェノヴァやラ・スペツィアなどの大貿易港、海岸線の美しさなどが特に知られる。

ジェノヴァを中心に11世紀頃から力を蓄え、ヴェネツィア共和国と覇権を争う一大海洋共和国となった。国内の争いやナポレオン、ハプスブルグ家に翻弄され、サルデーニャ王国に併合されるなど、政治的に大国であり続けることはできなかったが、ジェノヴァの商人にあらわされるように、むしろ貿易など経済の面で名を残したと言える。
コロンブスや統一時代に活躍したマッツィーニ、ガリバルディ-などの人材を輩出したことでも知られる。

ティレニア海に面してフランス国境までのびるリヴィエラ海岸は、ヨットハーバーや小さな入り江が続く気候温暖なリゾート地。風光明媚なリゾート地ポルトフィーノやラパッロ、サンタ・マルゲリータ・リグーレカジノと音楽祭で有名なサン・レモ、世界遺産にも登録されている5つの小さな村チンクエテッレと、ポルトヴェーネレなど魅力的な小さな町や村が海岸沿いに点在している。

州都 ジェノヴァ

イタリア最大の港街であり、有数の大都市のひとつ。紀元前6世紀頃から人類が居住していたとされ、ローマ時代には天然の良港という環境を生かし、海運業や軍港として発展した。

11世紀頃より自治都市となり、その後ジェノヴァ共和国として発展する。
ヴェネツィア、ピサ、アマルフィなどの他の海洋都市国家と競いながら、軍事力、経済力の影響力を増した。特に商船、軍艦による通商・金融の分野でヨーロッパ全土に権威をふるい、黒海貿易を独占するなどした。

現代ではイタリアの最大の貿易港であり、地中海でも有数のコンテナ取扱高を誇っている。
ミラノ、トリノと言う北イタリアの産業都市の工業製品や輸入品のみならず、ジェノヴァ自体も大きく発展しさまざまな産業が生まれている。
2001年にはG8の開催地となり、グローバリゼーションへの抗議行動で話題を呼んだ。

コロンブスの出身地でもあり、中世の強大な海運国として繁栄した歴史と文化を今に伝えている。さながら美術館通りともいえるガリバルディ通りや、王宮、ドゥカーレ宮殿、フェラーリ広場周辺は芸術の中心地。
また、建築家レンゾ・ピアノが手がけたベイ・エリア(旧港)は、トレンディなスポットに整備され市民・観光客で賑わっている。

世界遺産

“レ・ストラーデ・ヌオーヴェ”と“パラッツィ・デイ・ロッリ”
ポルトヴェーネレ、チンクエテッレと小島群