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20.サルデーニャ州の魅力とは

サルデーニャ州の特色

シチリア島に次ぎ、地中海で2番目に大きな島であり、ほぼ四国と同じ大きさ。
東側にティレニア海、その対岸にイタリア半島、北側にはボニファシオ海峡を挟んでコルシカ島を望む。また西側はサルデーニャ海、南東にはシチリア島がある。
全般に山がちだが、カリアリから北西に縦断するカンピダーノ平野と、周囲沿岸部に平地が見られる。
2000km近い海岸線は岩がちで入り組んでおり、青く、時に緑に見える海とともに風光明媚な景観を作り出している。

北はヨーロッパの大陸部、南は北アフリカに近いと言う土地柄から、その歴史、地理、気候は、イタリア本土と一緒に考えることは難しい。

歴史的には先史時代のヌラーギと呼ばれる先住民で知られる。
その後ギリシャ人やローマ人、ノルマン人やトルコ人などに地中海覇権のための重要な場所として支配されて来た。
中世後半からもイタリア本土のローマ、ジェノヴァなどの都市国家やスペインなどがこの島の統治に凌ぎを削ってきた。
19世紀にイタリア統一の立役者となるサヴォイア家が治めるようになり、その頃から政治的文化的にはイタリアの一部という形が出来てきたが、長く独自性を保ってきたこの地方は現在に至ってもあらゆる点でイタリア本土とは違う個性を持ちつづけ、国内外から多くの訪問客を惹きつけている。

サルデーニャと言えば羊、と言うぐらい伝統的に放牧が盛んで、それから作られるぺコリーノ・サルド(ぺコリーノチーズ)は有名。
コルク樫の栽培の他、荒野というにふさわしいその土地ではブドウやオリーブも栽培される。

歴史ある都会的な州都カリアリ、異国風街並みの港町アルゲーロ、音楽文化やお祭りでも有名な第2の都市サッサリ、サルデーニャ生活・民俗伝統博物館のある内陸部の街ヌオーロ、島の中央部にあるヌラーゲとよばれるサルデーニャ独特の先史時代の巨石遺跡など、個性的な町が揃う。
また、5月1日のカリアリでの「聖エフィジオ祭」をはじめ、サルデーニャの民俗衣装を身につけた伝統的な祭事・祭典が今も多く行われている。

近年最も注目を浴びているのは、アラブの富豪アガ・カーン氏によって開発された高級リゾート、コスタ・ズメラルダ(エメラルド海岸)。文字通りエメラルド色をした美しい海と白砂のビーチが眩しいこの地には、世界中の富豪が集う。

州都 カリアリ

島南部のカリアリ湾を望む、サルデーニャ最大の都市。
カリアリ湾に面した大きな貿易港を持つ商業都市である一方、紀元前8世紀頃からフェニキア人、後にカルタゴ人、古代ローマ人、ビザンチン人、ヴァンダル人、ピサ人、アラゴン人らに支配された町で、歴史的建造物も点在している。

大きくカステッロ地区とチッタ・バッサ(下町)と呼ばれる地域に分かれている。
2000年以上にわたって外部からの影響下に置かれた歴史を物語るかのように、様々な時代の遺跡、教会が残り、町そのものも、それぞれの時代に開発されたところが違っている。

また、アルジオラス、ドリアノーヴァ、サンタディ、メローニなどの有名なワイナリーも多く、カリアリ料理と共に美味しい料理とワインを楽しめる。
夏の海水浴シーズンには、海岸線の町々は地元の人達と観光客とで賑わう。

カリアリ周辺の沼地にはピンクフラミンゴが群れを成している。

世界遺産

スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ