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15.カンパニア州の魅力とは

カンパニア州の特色

北はラツィオ州、東にアブルッツォ、モリーセ、プーリア州、南にバジリカータ州接し、西はティレニア海を臨む。
ナポリ一帯とサレルノ南部の平野部を除くと内陸にかけては多くが丘陵、山岳地帯である。
またイスキア島、カプリ島などの島々を含む。

統一前のイタリアではナポリを中心にある意味ではローマ以上の力を持った地域であった。
ローマのアウグストゥス帝の時代は北のラツィオ州と同じ支配体制化におかれ、その後ビザンチンやロンゴバルドによる分割を経て、ノルマンの時代には南イタリア全土を覆う大国家の中心となった。
その後、スペインやフランスなどの外国支配を受けつつも、ナポリ王国、シチリア王国などこの地域を支配した国々の中心地として常に最も重要な地域であり続けた。
このような北の他の地域とは異なる長い歴史は今も様々な点で、南部の異質性に影を落とす。

有名なトマトの生産だけでなく、古くから農業の盛んな地域でアーモンドやジャガイモなどの生産も盛んである。また水牛の乳から作られるモッツァレッラチーズの本場としても知られる。

数多くの歴史的、芸術的な遺産、食やナポリ民謡で知られるような文化の宝庫としてイタリアでも屈指の観光のメッカとなっている。
世界三大美港のひとつであるナポリに代表されるように、その風光明媚さや個性あふれる文化は人気が高い。

州都 ナポリ

イタリア以外の外国人が想像する輝く太陽と温暖な気候、陽気な人々というイタリアのイメージは、この都市が元になっている。
その一方で、今日でもカモッラ(広義のマフィアに含まれる)による影響が強い都市としても有名である。

古代ギリシャ人がこの地に来て以来、統治者は何度となく変ったものの常に南イタリアの中心であり続けた大都市で、それぞれの時代の遺産を多く残している。

ブルボン家の時代のサン・カルロ劇場(イタリア3大歌劇場の一つ)、17世紀の王宮を手始めに、大聖堂、長い歴史をもつ下町の通りスパッカ・ナポリ、アンジュー家のヌウォーヴォ城、カポディモンテ国立美術館、ナポリ国立考古学博物館など歴史的栄華の跡が現代に残る。

ナポリ民謡にも歌われたサンタ・ルチアの港からみえる雄大なヴェスヴィオ火山や、ヴォメロの丘からみえるナポリの風景の美しさは世界的にも有名で、「ナポリを見てから死ね」と言われるほど風光明媚な土地としても知られる。

世界遺産

ナポリ歴史地区
ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・アヌンツィアータの遺跡地域
アマルフィ海岸
カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサンレウチョ邸宅群
パエストゥムとヴェリア遺跡を含むチレント、ディアノ渓谷国立公園とパドゥーラのカルトジオ修道院