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10.ウンブリア州の魅力とは

ウンブリア州の特色

アペニン山脈中にあり、半島部としては唯一海岸線を持たず、国境にも接していない内陸部の州。
ウンブリア州の名は紀元前6世紀頃この地方に住んだウンブリイ族にちなむ。

中世から近世に掛けてローマ教皇領に属し、商業で栄えた。
中世末期アッシジに出たフランチェスコの築いた托鉢修道会フランシスコ会はカトリック世界最大の修道会の一つとなり、アッシジは現在もイタリア国内ではローマに次ぐ重要な巡礼地のひとつである。
都市国家の時代には強大な勢力が形成されないまま教皇領としての時代が続くことになった。ルネサンス期にはペルージャにペルージャ派とよばれる画家の一群も出ている。
1860年、イタリア王国に併合された。

現在でも州都ペルージャのすぐそばにある、アッシジにはローマからのアクセスのよさもあり世界中から旅行者、巡礼者が集まる。
世界遺産である聖フランチェスコ聖堂の内部はジョットなど中世の芸術家達が描いた見事なフレスコ画で飾られている。

その他にも、華麗なドゥオモで有名なオルヴィエートや、芸術祭が有名なスポレート、ろうそく祭りなどの伝統行事で有名なグッビオ、祭りが有名なフォリーニョ、眺望と静謐の街トーディなど、中世の雰囲気が漂う町並みが残っている。
聖ヴァレンティーノを守護聖人とするテルニの街は、バレンタインデーの発祥の地ともいわれ、これらの町を結んだルートは“中世・愛の小径”と呼ばれ親しまれている。

気候は地中海性気候であり、ブドウやオリーブの栽培に適し、ワインやオリーブオイルの産地として知られ、焼き物も盛んである。

州都 ペルージャ

エトルリア時代からの永い歴史を街の中に刻み、中世の家並みが続く丘の上の町。古くからの大学の町で、国立の外国人大学は有名で世界中から多くの学生が集まる。
11月4日広場は13世紀の大噴水や大聖堂、国立ウンブリア美術館のあるプリオーリ宮殿などの歴史的建造物が立ち並んでいる。

毎年7月にはウンブリア・ジャズフェスティバルが開かれ、世界中からジャズ・ファンが集まり町は音楽に溢れる。
また、イタリアのチョコレートメーカーが集まっていることでも知られ、毎年10月にはヨーロッパ最大のチョコレートの祭典ユーロ・チョコレートが開催されている。ユーロ・チョコレートの時期には町はチョコレートを販売する屋台で溢れ、味見も出来る。

世界遺産

アッシジ:聖フランチェスコ聖堂と関連遺跡群