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イタリア文化をつまみ食い(文学、映画)

イタリアの文化

イタリアはルネサンス発祥の地であり、またその中心地でもあった。
ルネサンス以後、近代、現代に至るまでその伝統は引き継がれ、革新されて常に世界の文化をリードし続けている。その範囲は絵画や、彫刻、建築に留まらず、文学、哲学、オペラなどの舞台芸術、映画など多岐に渡る。

イタリアの文学

近代イタリア語の基礎はフィレンツェの詩人ダンテ・アリギエーリによって創設され、彼の作品『神曲』は中世ヨーロッパで最高の文学作品だといわれる。
イタリアは他にもジョヴァンニ・ボッカチオ、ジャコモ・レオポルディ、アレッサンドロ・マンツォーニ、トルクアート・ターソ、ルドヴィコ・アリオスト、フランチェスコ・ペトラルカなど優れた文学者を多く輩出している。彼らはソネットと呼ばれる14行からなる小押韻詩形の作品を多く生み出した。
またジョルダーノ・ブルーノやマルシリオ・フィチーノ、ニッコロ・マキャベリ、ジャンバティスタ・ヴィコのような傑出した哲学者も現れた。

ノーベル文学賞受賞者も数多い。

  • 1906年 ジョズエ・カルドゥッチ(国民主義詩人)
  • 1926年 グラツィア・デレッダ(写実主義作家)
  • 1934年 ルイージ・ピランデッロ(近代劇作家)
  • 1959年 サルヴァトーレ・クァジモド(詩人)
  • 1975年 エウジェーニオ・モンターレ(詩人・小説家・編集者・翻訳家)
  • 1997年 ダリオ・フォ(風刺家・劇作家)

イタリアの映画

イタリア映画の歴史はリュミエール兄弟が活動写真の公開を始めてからわずか数カ月後に始まった。
最初のイタリア映画は、教皇レオ13世がカメラに祝福して見せた数秒間のものである。

イタリアの映画産業は1903年から1908年の間に3つの映画会社と共に生まれた。ローマのチネス、トリノのアンブロシオ、イタラ・フィルム社である。
後を追うように、すぐにミラノやナポリでも映画会社が設立され、これら初期の映画会社は短い期間で良質な作品を制作し、イタリアの映画作品は国内だけでなく海外にも販売された。

第二次世界大戦期には他国と同様プロパガンダ映画が製作されたが、比較的独裁政権による影響が少なかった。

戦後、イタリアの映画は独自のジャンルを多く生み出し広く認知されるようになるが、1970年代の終わりから1980年半ばにかけて長い停滞期に陥る。
90年代に入ると、新しい世代の監督たちの手によりイタリア映画界は復興の兆しを見せ、多くの優れた作品が生み出されている。

イタリア映画のみならず、イタリアを舞台にした映画が世界中で作られ公開されており、それらの映画が観光産業を後押ししていると評価されている。